もう会社には行かない

35歳を超えたら、体にムチを打つような働き方は絶対にしてはいけない

のびのびさとこ

HSPで生きづらいのだと思っていたら、実はアダルトチルドレンがおおもとの原因でした。気難しい自分に疲弊しきっていましたが、30歳を過ぎてからでも、セルフワークやカウンセリングで生きづらさがとても軽くなりました。自分の"本音"を大事にできるようになって、生まれて初めて心が平和な状態で生きられるようになり、"頑張る"ことを手放し幸せな毎日です。

今、あなたはご自分の体にムチを打って仕事をしていますか?

"一体いつまでこんな働き方しなきゃいけないんだろう... "

朝起きる時、夜勤に行く前、激務中、終わりの見えない残業中、夜眠りにつく時、こんな気持ちが浮かんでくることはないでしょうか?

もしもそうならば、今は何ともなくても年齢を重ねるにつれて心身の不調が出てきてしまうかもしれません

もちろん生きていくためには仕事もお金も大事です。守るべき大切な存在がいらっしゃる方も多いと思います

でも、健康より大事な財産はありません

病気になってしまったら、仕事だってできなくなってしまうかもしれません。ベッドで寝たきりになってしまったら、やりたいことだって何もできなくなってしまいます。家族にも悲しい思いをさせてしまいます。それはとても辛いことです

そうならないためにはどうしたらいのか、なぜ「35歳から」なのかお伝えしていきます

35歳を境に無理がきかなくなる。無理をすると心身の不調となって時間差で自分に返ってくる

人生100年時代ですが、その中でも転機となる年頃がいくつかあります。そのひとつのタイミングに35歳が挙げられます

この2つが大きな要因です

  • 35歳 転職限界説
  • 男女共に妊娠率が低下し始める年齢が35歳

この2つの共通点は、からだの機能の低下です

詳しい説明は控えますが、将来性や体力面を考慮し35歳を超えると一般的な転職市場では転職が難しくなると言われていることと、35歳を超えると妊娠率が低下し始める年齢であるということです

個人的には、転職に関しては時代も大きく変わってきていて本人次第で年齢は関係ないと思いますし、妊娠率に関しても統計的なものなので個人差や現代医療の力で変わるものだと思っています

 

ただ、35歳を境に細胞レベルで体の機能は自然に衰えていきます。厚労省も「若年者」を15歳から34歳までに定めていますし、35歳を超えたら若者ではありません

「生理的老化は34歳、60歳、78歳で起こる」研究結果

(↑ このような研究結果もあります)

 

20代の頃は平気でできていた徹夜も、30代を超えたら辛くなりませんか?数日間疲れを引きづったり、数日後になって風邪をひいてこじらせたり。あとは、ちょっとした傷も跡に残りやすかったり、とにかく回復に時間を要するようになります

もう、気合!根性!ではどうにもできません

働き方も同じです。気合!根性!で自分の体や心にムチを打ち続けてしまったら、必ずそのムチは心身の不調となって時間差で自分に戻ってきます

その時は大丈夫でも、半年後、1年後、10年後など、ひと段落してふっと気が抜けた瞬間、心身が弱った時、心の中の本当のあなたが静かに限界を迎えた時に突然あらわれてくるのです

私の場合も例にもれず、自分にムチを打ち続けたら病気になった

かく言う私も、長年自分の体にムチを打って仕事をしてきました。私の場合は社会人一年目から自分にムチを打つ環境で育ってしまったので、狭い世界の中で周りの人もみんなそうやって働いていたし、働くとはそういうものなんだと思い込んでいました

ムチを打たなくても働ける選択肢があるということを知らなかったんです。視野が狭いというのは怖いことですね

慢性的な体のだるさや胃腸の不調は出現していましたが、決定的な病気になったのはある日突然でした

何年もの間、一体いつまでこんな働き方しなきゃいけないんだろう...と思っていましたが、葛藤しているのも辛いので、心の声を閉じ込めて、むしろ楽しんでやる!と思っていた矢先のことでした

ストレスの自覚も麻痺してしまい、本当は静かに限界を迎えていたんだと今なら分かります

即入院となり、3か月ほどベッド上安静となってしまいました。ご飯も寝たままです。原因は不明とされましたが、最後のダメ押しをしたのは疲労とストレスと言われました

珍しい病気だったので治療も難航し、結局社会復帰にも2年近くかかってしまいました

その上、保険適応のない治療だったので自費診療となり貯金も全てなくなりました。働きたくても働けないので、自分でお金を生み出すこともできないのです

お礼をしたいのに言葉以外に何も形にできなくて、本当に情けなかったです...

心と体を痛める前に、本当の自分に合った働き方を見つけよう

うすうす今の働き方に無理があると分かっていても、辞めることはできない。他の働き方も分からないし。そんな状況の方もいらっしゃるかもしれません

でも、大丈夫です。「今の働き方に限界が来ている」という自覚ができることが最も大事な第一歩です

すでにあなたは幸せな働き方への第一歩を踏み出しています。心の声を閉じ込めないで、あなたにとっての理想の働き方を想像してみてください。そして書き出してみてください

書いてみて、こんな働き方は無理に決まっているよと思われましたか?

その働き方は本当に不可能でしょうか?

私も病気をきっかけに自分にムチを打たなくてよい働き方に変えました。こんな都合のよい理想の働き方は夢物語で、不可能だと思っていましたが、諦めずに淡々と夢見て続けていたら実現することができました

私もできたのですから、あなたもできます!

病気が教えてくれることもあると思いますが、やっぱり病気にはならないに越したことはありません。ここで出会えたのも何かのご縁です。あなたには、健康でいてほしいです

自分にムチを打つことなく、あなたの心と体を大切にしながら働ける道が開けますように

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