「自分のことが大嫌い」
「なんでこんなにダメ人間なんだろう」
「なんで他の人たちみたいにうまく生きられないんだろう」
「可愛くもないし、美人でもない。他の人よりできることも何もないし、自分には何もない」
「それなのに、わたしってなんで生きてるんだろう」
「わたしって生きている意味あるのかな」
「生きてていいのかな」
こんなふうに、ぐるぐると考えてしまって悲しい気持ちから抜け出せなくなってしまっていませんか?
お風呂や布団の中で、ひとりでこっそり泣いていませんか?
自分でもやめたいのに、やめられなくて苦しいですよね。
分かります。
でも、大丈夫ですよ。
今がどん底ですから、しばらくしたらまたなんとか沼から這い上がってきます。
そして「まぁ、こんな自分でもいいか」と思える時が必ずやってきます。
今は全神経が"自分の嫌なところ"にだけ集中してしまって抜け出せなくなってしまっています。
「自己否定」の沼はあなたが思っているよりもあなた自身に大きなダメージを与えるので、早めに終わらせるに越したことはありません。
自己否定が及ぼす悪影響や、今からやめる方法をのせています。
さら~っと流し読みでもして、どうぞ頭と心を休憩させていってください。
アダルトチルドレンがすぐに陥ってしまう「自己否定」とは
自分のことを「否定」してしまうことを「自己否定」といいます。
「自分のことが大嫌い」
「自分はダメだ」
「なんで他の人たちみたいにうまく生きられないんだろう」
「可愛くもないし、美人でもない。別に何か人よりできることもないし、自分には何もない」
「それなのに、わたしってなんで生きてるんだろう」
「わたしって生きている意味あるのかな」
「生きてていいのかな」
こんな気持ちたちも、ぜんぶ自己否定です。
わたしたちアダルトチルドレンは、ささいなことがきっかけで瞬間的にこの「自己否定」が始まってしまいます。
⇒【すぐ自己否定をしてしまうのは、幼少期に刷り込まれた洗脳の名残】
あなたは数えきれないほどの魅力で溢れている
あなたは今「ダメな自分」に全意識を集中させて、脳内の言葉で自分を罵倒、攻撃することで実は自分を守ろうとしています。
信じられないかもしれませんが「生きるため」の一種の自傷行為です。
「生きてる意味あるのかな…。もう早く人生終えたい…」なんて胸が締め付けられながら本気で考えている一方で、無意識のあなたは懸命に「生きよう」としています。
死にたいほど自己否定をしていても、潜在意識のあなたは「生きよう」としている
例えばリストカットも一見自殺願望のように見えますが、死のうとしてやっているのではなくて「生きるため」に張り詰めた心のガス抜きの目的で、癖になって依存的にやってしまうものです。
なんか、ちょっと分かります。
自分を究極まで責めて攻撃してる時って、苦しくもあるけど少しなんかホッとする瞬間がくるというか、自分を痛めつけることで一瞬安心に到達してしまう感覚ってありませんか?
人は快楽を得るものに依存していってしまいます。
アダルトチルドレンのわたしたちは「生きるため」に繰り返し自己否定と快楽を学習し、「自己否定をする思考癖」に依存していってしまっているのかもしれません。
それに、小さな頃から「結局自分が悪いんだ」と思いこまされてきましたから、「ダメな自分が悪いんだ」と思うことが当たり前になるように、あなたの中に癖付けされてしまっています。
あなたがどれだけ自己否定をしようが、あなたに魅力があることに変わりはない
つまり、今のあなたは生きるために自己否定をしている"癖"があるだけであって、「あなたの魅力が無い」というところには結びつかないのです。
あなたが見ないようにしているだけのことで、
あなたはたくさんの魅力にあふれているし
何もないなんてこともないし
生きている意味もあるし
生きていなければならない人です。
ひとは生きていることが意味であって、生きていることの意味なんて実は誰にもないんじゃないかな…と考えるようになりました。
あなたが悩んでいる「ダメな自分」も実はたいしたことないし、むしろそれが本気でチャームポイントだし、自分だけが勝手に洗脳されたまま思い込んでいるだけだったりします。
自己否定をすることによる身体へのダメージ
「こんなにぐるぐると自分を否定し続けてもいいことはないな」ってなんとなく分かっていても、すぐには自己否定の沼から抜け出せませんよね。
実は、自己否定をすることのデメリットはたーくさんあります。
きっと、具体的なデメリットを知ったら、すぐにやめたくなると思いますよ。
- 交感神経が優位になりすぎることで、全身に悪影響が及ぶ
ストレスを感じると交感神経が優位になります。
わたしたちは交感神経と副交感神経を無意識にバランスをとりながら調整して生きています。
けれど、交感神経が優位になりすぎたりその状態が続いてしまうと、常に緊張している状態になってしまいます。
・疲れやすくなったり
・動悸がしたり
・全身の血流が悪くなったり
・胃腸の調子が悪くなったり
・不眠になったり
全身に数えきれない程の不調和を起こします....
実はこれらは万病のもとになります
- 波動が低下し、つらいことが続く
自分のことを否定している時間が長いと、波動が下がります。
人だけでなくあらゆるものは波動を出していて、あなたの周波数に応じて出す波動が変わります。
波動が下がると、あなたが今想像している通りのさらに辛い現実が引き起こされます。
それぞれの臓器にも周波数があるので、あなたの波動が下がると各臓器にも影響し、それが続くと病気になったります。
波動について興味のある方は、こちらもご覧ください
自己否定の癖をやめるための現実的な方法
- 自己否定が始まったら、自己否定をすることのデメリットを思い出して強制的に終了する。(きっと、この時点で十分「反省や振り返り」はできていますから、潔く終わっちゃいましょう!)
- 自己否定が始まるきっかけを自覚する
- 思考の癖のパターンを変える訓練をする(セルフワーク・カウンセリング)
- 他人の悪口ばかり言っている人、否定的な人、あなたをバカにする人、なにかと過度に競争意識を持つ人に囲まれていないか考えてみる(こういう環境は自己否定を刺激されやすいです)
- ホッとできたり、肯定的なあたたかいコミュニティーに所属する
苦しい癖だったとしても、長年あなたを守ってきてくれたものです。
はじめから完璧になくそうとすると、それもまた苦しいものかもしれません。
「なんで自分はいつもこうなんだろう...」が始まりだしたとき、「あ、また自己否定の沼にはまりかけてるぞ!」と自分で気付けたら、もうあとはコツコツと思考の書き換えをしていくだけです!
新しく健康な思考回路を作って、自己否定ルートを避けてその回路を最初から選べるようにコツコツと繰り返し訓練をしていきましょう。