もう会社には行かない

仕事は辛くて当たり前という洗脳にかかっていませんか?

のびのびさとこ

HSPで生きづらいのだと思っていたら、実はアダルトチルドレンがおおもとの原因でした。気難しい自分に疲弊しきっていましたが、30歳を過ぎてからでも、セルフワークやカウンセリングで生きづらさがとても軽くなりました。自分の"本音"を大事にできるようになって、生まれて初めて心が平和な状態で生きられるようになり、"頑張る"ことを手放し幸せな毎日です。

はたして、ほんとうに仕事は辛くて当たり前なのでしょうか?

以前のわたしは、仕事は辛くて当たり前だと思って生きていました

  • 仕事は心を殺して働くのが当たり前
  • 身体を壊すくらい多忙なのも当たり
  • いじわるな上司や、合わない同僚がいるのも当たり
  • キャパオーバーでも無理して頑張って当たり
  • 辛いことはすべて自分の成長のた
  • メンタルを崩すのは、本人が弱いから!
  • すぐやめる人は、だめな

会社全体にそんな風潮がありませんか?

右も左も分からない社会人一年目の頃、教育係の上司によく言われていた言葉があります

「仕事は遊びじゃないんだから、我慢して当たり前なの。大人になるってそういうことなんだよ」という言葉です

大人になることに憧れていた私は、

そうなんだ!大人になって働くってそういうことなんだ

と、一緒に働く周りの大人をお手本にして、スクスクと洗脳されていってしまったんですね

みんなと同じように我慢できない自分は、弱くて甘えていてダメな人間なんだと思っていた

わたしは当時看護師をしていたのですが、昼も夜もみんなが余裕なく1分1秒を争いながら働き、トイレも行けない、ご飯休憩も10分で済ます、自分にはできないような業務量を任される...

そんな日々が私たちの職場にとっての当たり前で、毎日まいにち目の前のことをこなすことだけに全神経をそそぎ、自分を無理やりに鼓舞しながら、死に物狂いで日々を生きていました

辛いことを我慢してやりきることこそ、

立派な社会人である!

という教えを律儀に守り続け、

職場に根付いている変な悪習慣を守り、

先輩からいじわるやパワハラを受けても、

強制参加の忘年会で恒例のセクハラを受けても、

心底腹が立ちましたが我慢し続けました

 

見えているのに誰も助けてはくれません

みんなも誰かの被害者だからです

 

みんな自分のことでいっぱいいっぱいだったり、代々見慣れて感覚がマヒしてしまっているのか、保身のためなのか...

声を上げて問題視してくれる人もいなくて、大人って一体なんなんだ、と思っていました

家に帰っては、こんなのおかしい!と悔し泣きをする毎日でした

 

それなのに、同じ環境でも他の人たちは「しょうがないよね~」なんて笑って割り切ることができていたりするのです

こんな職場は絶対におかしい!

と思う反面、

他のみんなは我慢できているのにな...

我慢できない自分が弱いんじゃないか...

ただの甘えなのかな...

という気持ちも芽生えてきてしまい

結局最後には、うまく割り切れない自分が悪いのかも...と落ち込むのでした

知らない間に刷り込まれている、日本の社会にとって都合のいい洗脳

今の日本の働き方はどうやって根付いたと思いますか?

戦後、高度成長期における教育のたまものです

アメリカの支配下において日本が成長するために、統制をとりやすいようにみんなが同じ服を着て、同じ方向を見て、足並みをそろえるよう強制されてきたことが始まりです

バラバラに好き勝手にやられては困りますし、能力がある人が違和感に気付きその能力を伸ばして反抗されては不都合です

だから、

自分で考える力を奪い、

みなが平均的なレベルで会社の利益を生む人材であり、

逆らうことのない

従順な人間に育つよう

子供の頃から教育されてきているのです

その延長線上に、今の日本の働き方や学校のルールがあったりします

 

北朝鮮などは別ですが、仕事も学校も海外の方が自由度が高いと思いませんか?

例えば日本の総合病院の看護師は、基本的に髪の色、靴下の色、靴下の丈なんかまでも自由がないところがほとんどです

ヘロヘロに疲れても、気分転換にコーヒーを1杯飲むような休憩ですら自由にはとれません

でも、海外の看護師は全てが自由です

もしも疲れたら、決まった時間以外でも集中力を上げるために休憩時間を自由にとることができたりするのです

ほとんどの会社も、基本8時間拘束と決まっていますよね

そうやって、社会の常識として当たり前とされてきているもの

それこそが社会の洗脳です

よく考えたら1日8時間以上も、決められた場所決められたことしかできないってすごく不思議なことですよね

あなたの会社にも、変だなとか、息苦しく感じるルールはありませんか?

その違和感に気付けた人、忘れずに持ち続けていられた人だけが、この「社会の洗脳」を解くことができた人です

私たちはみんな何かしら無意識のうちに洗脳を受けて育ちます。例えば家族だってそうです。この世に生まれ、まずは家族から価値観の基礎が築かれていきます

だからこそ、仕事に関する価値観に関しても親からの影響は大きいのです

親がどんな仕事をしていたのか、仕事に対してどんな気持ちで取り組んでいたのか、それはダイレクトにあなたの価値観に刷り込まれている事でしょう

洗脳された価値観ではなく、今を生きるあなた自身の価値観はどんなものでしょうか

仕事は辛くなくていい。仕事が辛いのは、潜在意識が社会の洗脳のおかしさに気付いているサイン

今このサイトを見て下さっている方にも、仕事に行くのが辛いと思われている方がいらっしゃるのではないでしょうか

夜寝るとき

朝起きるとき

休みの日の夕方から

仕事に行きたくなくて気持ちが沈んでしまいませんか?

辛い原因はなんでしょうか

たくさん我慢してしまっていませんか?

我慢は復讐の念を抱かせたり、自分がした我慢を人にも強要するようになります。百害あって一利なしです

あなたの中に仕事が辛いという気持ちがあるということは、

社会の洗脳に違和感を感じているサインです

自分の価値観で生きることを諦めたくない!

という潜在意識からの訴えです

完全に染まりきっている人には、この辛さや違和感はうまれません

誰がなんと言おうと、あなたが辛ければ辛いんです

誰かにとっては平気なことでも、あなたにとっては平気ではないんです

それでいいんです

私の場合は我慢を重ねた末に病気になり、辛い仕事はいったん強制終了となりました

神様が「分かっているよね、もうやめようね」となかなか辛いことを手放せない私に、気付きのきっかけを下さったのだと思っています

(表紙の画像は、病気を発症した当日のものです...何かを察知した犬が寄り添ってくれました)

とはいえ、全身に染みわたっている仕事は辛くて当たり前という洗脳を解くには、何年も時間がかかりました。この洗脳は私の中で、仕事は辛くなくてはならないという形に変わってしまっていたからです

実際、病気をした後に辛いことが少ない職場へ転職した時には、

こんなに楽をしてお金をもらっていいのかな...

しかも辛い仕事をしていた時よりも給料がいいなんて...

と心苦しくなってしまい、辛かった職場に戻ろうとしてしまったこともありました

 

世の中には自分の好きなこと、得意なことを仕事にして楽しく生きている人が、たくさんいます

もちろん自分が好きでしている仕事でも、時に辛いことはあります

でも、辛いことの数は激減しますし、辛さの種類がまったく違います。そして得られる喜びの質も数も段違いです

社会の常識という名の洗脳から解放され

どうか、あなたの価値観を大事にして生きていってください

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