あなたは、日頃から心の中の自分と対話をしていますか?
わたしは、日常的にしています
自分との対話を何年も続けてみて、たくさんの変化がありました
- 生きている実感を感じられるようになった
- どんどん人生が望む方向に向かっている実感がある
- 以前のように絶望的に嫌だと思う出来事がなくなった
- 日々幸せを実感できるようになった
わたしは、幼少期の頃から「生きている」という実感が薄く、人生に希望などありませんでした
いわゆる冷めた子という感じです
でも、大人になってから自己対話を続けてきた結果、いつの間にかこんなに変化することができていました
自己対話とは、本当の自分の声(感情)を聴いてあげること
自分は一人なのに、心の中の自分と会話するってどういうこと?と思われるでしょうか
実は、人はみな心の中にもう一人の自分がいます
例えば、やりたくない仕事や苦手な人と仕事をしないといけない場面があったとします
正直「いやだな~」と思いますよね
だけど、実社会を生きる外側の存在としての自分はやるしかないと考えていますから、理性で「いやだな~」と思う気持ちを押し殺して、多大なストレスを抱え辛くてもやりきることが多いと思います
この「いやだな~」と感じている感情的な人が、もう一人の自分です
俗に言う「本当の自分」です
この「本当の自分」と「いかにはぐれないように生きるか」が人生の幸福度を大きく変えます
でも、意識していないと、本当の自分とはどんどんはぐれていってしまって、いつの間にかお互いに迷子になってしまいます
本当のあなたが、望んでいない生き方をしている時のサイン
迷子になったまま間違った方向へ強行突破して、本当の自分が望む生き方から大きくそれていくと、必ずある問題が起こり始めます
- 嫉妬、妬み
- 劣等感
- 優越感
など常にさまざまな葛藤に悩まされ、翻弄されるようになります
いつも情緒不安定状態で、攻撃性を隠し持つようになり、無意識にでも必要以上に自分や他人を傷つけて生きることになってしまいます
本当の自分が望む生き方から大きくそれた生き方をしている時、人は必ず自分に過度な我慢を強いたり、大きすぎるストレスを抱えることになります
そして、無意識に同じ我慢やストレスを身近な人にも求めるようになっていきます
そうやって、せっかく世界に一人の魅力をもつ存在のあなたが、あなたの周りの人が壊れていってしまうのです
まずは、本当の自分を見つけ出してあげよう
わたしの場合は、何十年間も本当の自分を抑え込んだり、無視をし続けたことで、心の中の本当の自分を真っ暗な井戸のような深い穴の底に閉じ込め、絶対に出られないような頑丈なカギをして何者かが(人影)出れないように監禁をしていました
カウンセリングを受けた時、その光景が見えたのです
とても衝撃的な光景で、忘れることはありません
本当にかわいそうなことをしました
特に「嫌なこと」に関する感情を感じないために、
- 〇〇であるべき
- 〇〇するべき
- 〇〇しなければならない
- 〇〇してはいけない
そんな他人の価値観を基準にして、自分をルールで縛りつけて生きていました
あなたも理性だけで生きている状態になっていませんか?
もしも今、心に引っかかっている何かがあれば、その裏にある感情に目を向けてみてください
まずは、本当の自分の居場所を探すところからはじまるかもしれません
なんでも構いませんから、まずは今心によぎること、頭にあること、どんなことでもノートに書いてみてください
急に核心にはたどり着けませんが、諦めずに続けていると必ず辿り着くときがやってきます
ポイントは、心の引っかかりに対して自分で否定しないことです
どうしてそう思った?
なぜそう思う?
いつからそう考えるようになっていた?
と時間をかけてひとつひとつ聴いてみてあげてください