ここでは、わたしが防災について学んでいく中で
「なるほど!それは考えつかなかった」と買い足したものと、
「似たものが多くてどれがいいか迷ったけど、いろいろ見てこれに決めた!」
というものにしぼって紹介しています
被災した状況をひとつずつ想像したら思い浮かぶけど、抜け落ちてしまうような、だけど無いと実際困るような備品たちだったので、経験者の方や有識者の方に生の声で教えて頂けてよかったなと思います
わたしの断水経験の際に、なくて困った物ものせています
よかったら参考にしてください
東京都の防災備蓄ナビというサイトも置いておきます
https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/tool/
3つの質問をクリックするだけで、あなたに必要な基本的な備蓄の種類と量を教えてくれます
「なるほど!それは考えつかなかった」と買い足したもの
1.ヘッドライト
避難の際、両手は使える状態にしておけるようにヘッドライトが必須だそうです
かつ安定した光が必要とのことで、このライトが一番口コミが良かったのでこちらを購入しました
2.七輪 と木炭
我が家は賃貸なので、石油ストーブが使えません
電気とガスが止まってしまったら、料理や暖をとる手段としてカセットコンロやガスヒーターをまず使用する予定ですが、長期になればカセットガスも底をつきてしまう可能性があります
そんな時、木炭の予備とバーベキューセットや七輪が重宝したそうです
我が家はキャンプに行く趣味がないので、とにかく収納しやすいもの、丈夫なものを基準に選びました
最悪の場合、屋外に出られず室内で七輪を使い続けることを想定し、炭は煙が出にくいものにしました
燃焼時間も平均より長いのもありがたく、選んだポイントです
3.そのまますぐに食べられる備蓄食材
もしも避難所に行くことになったら、避難所で食事をとることになります
非常食の多くは、水やお湯をいれて食べるご飯のタイプが多いかと思います
しかし、避難所では自由がきかないことも多く、防災士さんによると出してすぐにそのまま食べられるものが推奨されています
こちらhttps://www.fga.company/の備蓄おにぎりがおススメされていました
上記のお店は最低購入数が多かったので、我が家はこちら⇩にしました
どちらも保存料・酸化防止剤不使用で常温5年保存です
金額は1つあたり換算すると
備蓄おにぎりが¥486(税込み)
5年保存おにぎりが¥498(税込み)です
すぐに出せる非常食には長期保存用パンもありますが、非常食とはいえ添加物の多さが少し気になっていたのと、もともとご飯派だったので、そのまま食べられるおにぎりがあって嬉しかったです
ご飯はパンに比べ腹持ちもいいので言うことなしです
注意ポイント
避難所ではいろんな方がいるので、実際に調理している人から奪おうとしてきた人もいるそうです。
食べ物がない人がいる横で食べにくいという状況も多いので、カレーなどいい匂いのするような、香りが強い食べ物はできる限り避けて、隠れてもそのままサッと食べられるものにしましょう、とのことでした
ママさん防災士さんが、小さなお子さんにもおススメと紹介していたので、パンはここに変えました
おいいくて無添加な防災パン
今のところ見つけられた無添加パンはここだけです
4.N95マスク
避難所に行くことになったら、冬場ならば風邪やインフルエンザ、コロナなど何らかの感染症にうつる可能性があります
ストレスの高い環境下で免疫も落ちますし、とにかく健康第一で過ごしたいものです
あとは、さまざまな匂いの対策にもなります
N95はずっとつけていることは不可能ですが、気になる時にだけ装着すれば、マスクよりも感染のリスクは減ります
火山灰対策のためにも購入しました
5.ゴーグル
もしも富士山が噴火したら、ガラスの混じった火山灰が舞うのでしばらく外には出られません。それでも、外にでなければならない時が来てしまったらゴーグルは必須です
その他救助の時にも壊れた家屋の粉塵が目に入らないようにしたり、何かと使えます
こちらはいろいろなものがあるので、お顔の形に合ったものを購入されるといいと思います
わたしはこちらで購入しました
お顔の小さな女性は、鼻のところに隙間が空いてしまうかもしれませんので、できるだけ小さめのサイズがいいかと思います
もしサイズが合わなければ、窓に使う隙間テープを活用している方もいらっしゃるようです
「似たものが多くてどれがいいか迷ったけど、いろいろ見てこれに決めた!」もの
1.乾電池
乾電池は多めに備えています
- 懐中電灯
- ラジオ
- ポータブル充電器
など、備品の電池の種類に合わせて用意をします
もしも、これから備品の購入をするのであれば、電池の種類が同じもので揃えた方が便利です
防災バックに電池の予備を入れると、チリも積もって山となり意外と重くなります。単3だけで揃えられれば、電池の予備も単3だけで済みます
アルカリ乾電池を購入する際は、少し割高にはなりますが、防災用に使用期限が10年のものがおススメです
(通常の単1~単4電池の使用期限は5年です)
2.カセットガスヒーター
七輪のところでもお話したのですが、我が家は賃貸なので石油ストーブが使えません
電気が止まってしまうと、暖をとる手段がなくなってしまいます
自宅で避難生活を送る場合、寒さ対策は本当に重要です
命に直結します
なので、カセットガスファンヒーターを購入しました
カセットガスヒーターの中では一番価格は高いのですが、ファンヒーターなだけあって、パワーもしっかりありました。一部だけ温まるのではなく、部屋全体がじんわり温まりました
試しに「強」のモードで使ってみましたら、大体1時間少しほどでガスコンロ1本がなくなりました
「弱」のモードであれば、もっと時間はもつと思います
わたしがこの商品を購入したのは、ちょうど1年前です
その時期丁度メディアによって国民の防災意識が高まってきていたので、売れ切れてしまっていました。結局買えたのは入荷待ちで3か月後でした
どのサイトを見ても、当時よりも金額が最低5000円ほど上がっています
恐らくこれからもっと上がるんではないかと想定しています
石油ストーブであれば入手しやすいのですが、カセットガスヒーターは石油ストーブに比べて種類も数も少ないです
もしもお考えの方は、早めに検討されることをおススメします
3.携帯浄水器
断水の経験を経たこともあり、水の重要性は痛感しました
もしも、本当に広範囲で大災害になったら給水車が来てくれることもあてにはできません
とは言っても、水の備蓄を何ヶ月分も大量にすることも自宅のスペース問題的に現実的ではありませんでした
そこで、断水が長期になることも想定し、携帯浄水器を選びぬきました
お手頃な携帯浄水器も購入したのですが、数か月に及ぶ断水の可能性を考えると足りないので、こちらも購入しました
使い方も簡単なことと、英国陸軍で実際に使用されている事、最悪近所の川の水を濾過することを考えても安全な水が得られること、4000Lあれば大人2人だと約半年くらい乗り越えられる計算になったのが決め手です
とても軽いので、どこでも持っていけます
レビューを見ていると、準備している人はこんなにもいるんだと実感させられました
我が家は4000Lにしましたが、もっと大きなものもあります
徐々に揃えていきたいと思っています
お手軽な方は防災バックに入れることにしました
防災バックに入れたのはこちらです
4.長期保存米
通常のお米の常温保存では、真空保存でも半年から1年程が限界です
こちらのお米は5年保存が可能です
5.キャリーカート
水を運ぶのにも、重い物を運ぶのにも、キャリーカートがあるとものすごく助かります
わたしはこれを準備していなかったので、給水所から車まで、車から家まで、20Lのポリタンクに水が入ったはいいものの、運ぶのがものすごく大変でした
一往復で腰がくだけます
わたしは翌日背中の肉離れを起こしてしまいました...
無理はいけません
我が家はこちらにしました
折りたたみ収納がコンパクトなのと、ワンタッチでシンプルな使用方法だったが決め手です
使ってみると、タイヤもスムーズで音も静かめで、大満足でした
小さなお子様がいるご家庭はふちがついていて、いざという時子供たちも乗せられるタイプが使えるそうです
まだまだ紹介したいものがあるのですが、量が増えていきそうなので、これはないと困る!と厳選したこのあたりにしたいと思います
いろいろと想定して備えはしていますが、すべて素振りになることを願います
政府も、地震情報に関して例えなにごともなかったとしても、空振りだったじゃないか!ではなくて、素振りと捉えて練習の機会になったと考えるようにしましょう、と伝えています
無駄にはなりません
来るその時に、自分も大切な家族も苦しまないために、後悔しないために、今できることをしています