あなたは今、仕事のことで気持ちが焦ってしまって、不安な日々を過ごしていませんか?
特に入社一年目の時って、とにかく覚えることが多いですよね
社会人一年目だけでなく、転職でもそうです
会社に属していた頃のわたしも、
とにかく早く仕事を覚えなくちゃ
とにかく少しでも役に立つように頑張らなくちゃ
迷惑をかけないようにしなくちゃ
評価が上がるように頑張らなくちゃ
ダメなやつって思われたくない...
くそ~!意地悪を言う人たちを仕事で見返してやりたい
と、常に焦っておりました
同期がいると心強い反面、何かにつけて比較されたり、はたまた自分で勝手に比較してしまったりして、とにかく焦ります
誰かが褒められているのを見ると、何かを言われたわけでもないのに、自分は何もできていないような気がして落ち込んでしまったり...
そんなことはありませんか?
わたしが経験したのは看護師の世界でしたが、看護師の世界にも悪しき風習がたくさんあって、新人や後輩を人間として認識していない先輩方が一定数います
一人前に仕事ができない人を目の敵にして、嫌味や暴言を躊躇なく聞こえるように言ってきたりして、これがまた分かっていても大大ダメージなのです
仕事が覚えられない...と焦らなくて大丈夫!あなたは人よりも深く情報を解釈しているから、最初に少し情報処理の時間がかかっているだけ
自分は仕事の覚えが悪くて困っている、という方はたくさんいらっしゃいます
ですが私の経験上、自分で悩めている方の場合は、実は自分がそう思い込んでいるだけの場合がほとんどです
先輩の誰かに言われたとしても、その先輩の偏った個人的な視点であることも多いものです
もちろん、意識していてもメモを取り忘れて四回も五回も何度も同じことを聞いてしまったり、全く同じミスを何度も何度も繰り返してしまうような時は、自分だけでは解決できない問題が潜んでいるかもしれません
わたしの場合も、四人いた同期の中では仕事を覚えるスピードは一番ゆっくりで、まだしっかり覚えられていないのに、日々新しいことを覚えさせられることが苦痛で仕方がありませんでした
メモをとってもとっても追い付かなくて、誰も気にしていないことが気になったりして、周囲と分かり合えず、わけが分からなくなることも多々ありました
バカ正直で何となく覚えているようなふりをしたり、できているようなふりもできず、できるようになるまで時間がかかってしまい、スピード重視の先輩には嫌味を言われたことも数知れず...
しかし、それから数年後、わたしが仕事を覚えるのに時間がかかるのには理由があるのだと気付くことになりました
自分では当たり前の感覚だったのですが、どうやら仕事のひとつひとつを覚える時にキャッチする情報量が人よりも多く、その上深く情報処理をしているのだということが分かったのです
HSPなど繊細な気質を持つ方は、この傾向が強いです
HSPは五人に一人と言われています
四人の同期の中にも、職場にもこの気質の人がいないのですから、周囲と分かりあえるわけがありませんでした
HSPの強みを開花させれば、最後は職場を陰で制する立場になっている
器用にこなしている同期を見ては焦っていたわけですが、入社二年、三年と経った頃、徐々に深く掘られた点と点が線となりました
すると、何かが覚醒したかのように全てがつながり、ニョキニョキと能力が開花し、いつの間にか同期の先を行くようになり、先輩方が困るようなケースですらも、なんでも応用がきくようにまでなっていました
もう、意地悪を言ってくる人もいません
先輩方はもどかしい気持ちだったかと思いますが、自分の納得のいくまで、ひとつひとつの仕事を覚えて固めてから進むことができたので、スピードを速めても丁寧に同じクオリティーでできるようにもなり、このスピードはどんどん加速していきました
一方、器用に見えていた同期は、表面上はできていても地固めができていなかったために、時間差で苦労することになってしまっていました
今では、何かを始める時
最初こそ時間はかかるけど、最後に帳尻が合うから焦らなくて大丈夫
周りに何を言われても、自分の納得のいくペースで続ければ必ず大事なことを見失わずに到達できるから大丈夫
意地悪な人ほど、その時になって突然手の平を返してくるから見ておこう
と心も脳も分かっているので、焦らず淡々と立ち向かえるようになっています
もしも、今悩まれている方がいらしたら、あなたも情報を多くキャッチし深く情報処理をしているのかもしれません
どうか落ち込まないでください
あなたの納得のいくペースで続けていけば、必ず逆転する時が訪れます