もう会社には行かない

【頑張る】の本当の意味に気付いていますか?

のびのびさとこ

HSPで生きづらいのだと思っていたら、実はアダルトチルドレンがおおもとの原因でした。気難しい自分に疲弊しきっていましたが、30歳を過ぎてからでも、セルフワークやカウンセリングで生きづらさがとても軽くなりました。自分の"本音"を大事にできるようになって、生まれて初めて心が平和な状態で生きられるようになり、"頑張る"ことを手放し幸せな毎日です。

あなたは、頑張るという言葉をどんな時に使いますか?

頑張るって結構便利な言葉で、いろんな場面で使いますよね

  • 自分を励まして奮い立たせる意味で使ったり
  • 相手を元気づけようとして使ったり
  • 相手の期待に応えようとする時に使ったり...

みなさんにとっての頑張るはどんなイメージですか?

 

せっかくなので、頑張るという言葉を調べてみました

1.我意を張り通す

2.どこまでも忍耐して努力する

3.ある場所を占めて動かさない

<広辞苑>

日常的に使っているのは、1番と2番の意味合いが強そうですね

 

わたしも会社勤めだったころは、ほぼ毎日、頑張るという言葉を使っていました

自分に対しても、人に対してもです

心の中で唱えた回数も含めたら、一日50回くらい言っていたんじゃなっかと思います

勤めていた会社には、

「とにかく頑張れ!」

の雰囲気が根付いていて、わたし自身も色んな人に「頑張れ、頑張れ」と言われてきました

もうこれ以上頑張れないよ...

と思う時もありましたが、当時は頑張って乗り切るしか選択肢がないと思っていました

当時のわたしにとっての頑張る、頑張れは気持ちのよいものではありませんでした

苦労して、いっぱい我慢もして、頑張って乗り切れれば上司や周囲に認められ

乗り切れなければ、もっと頑張れたでしょ?なんでもっと頑張れない?と評価が下がる

とにかくどこでも期待に応えるために頑張らないといけないんだな、と学んでいきました

 

しかし、ある時偶然

頑張るという言葉の裏にある本音に気付いたのです

それからというもの、頑張るという言葉を使うことは自然になくなっていきました

自分にも相手にも、「あること」を強いているような気がするからです

頑張る時には、必ず「無理」か「我慢」を強いている

会社勤めだったころは、息を吐くように頑張るという言葉を使っていました

とにかく、頑張らないといけない場面が多かったんです

しかし、ある時偶然に気付いてしまったんです

頑張ろう!とか頑張ります!とか言っている時って、心の中で何かしら負担に感じていることが多くないですか?

ある時キャパを超える仕事を任され、いつも通り自分に対して「頑張ろう!」と言い聞かせようとしたのですが、限界がきていたようで心の声がそのまま出てきてしまいました

 

それは、

はぁ、無理しよう

はぁ、我慢しよう

=はぁ、身を削ろう...

という言葉だったのです

 

試しに色んな状況での「頑張る」という言葉の代わりに当てはめてみると、何の違和感もないのです

あぁ、私が言いたい言葉は本当はこっちなんだと気づきました

わたしにとって、頑張るという言葉は便利なオブラートだったんです

 

頑張るという言葉の2番の意味

どこまでも忍耐して努力す

を深堀すると

忍耐とは、苦しみや辛さに耐えること

努力とは、目標実現のため心身を労してつとめること

<広辞苑>

はじめから、頑張るという言葉には

「苦しみや辛さに耐える」

という意味が含まれていたんですね

人によって色んな解釈があるとは思います。でも、わたしは無理や我慢を他人にもしてほしくありません

何気なく、ねぎらいの意味を込めて伝えたつもりの「頑張ってね~」という言葉が、「わたしはもう十分頑張ってるよ!!」と相手を追い詰めてしまう可能性だってあります

あなたも含め、

すでにみんな十分すぎるほどに頑張っているのです

だから、人を励ます時には

「頑張ってね」

という言葉ではなく、

「楽しんでね」とか「無理しすぎないでね」とか、

状況や相手の人柄に応じて、気持ち」を伝えるようになりました

小さいころから刷り込まれている「頑張ることは美徳」の文化

私達は子供の頃からの教育や、その延長線上でのサラリーマン生活で、

頑張ることは良いこと

と無意識に洗脳されています

そして、知らず知らずのうちに感覚が麻痺しています

例えば入社した時にあった猛烈な違和感が、だんだん気にならなくなっていたりしませんか?

あんなに嫌だったこととかも、心を麻痺させているうちに感じなくなってきて、正常な感覚が麻痺してしまったんです

 

社会全体で見た時、戦後から努力・根性でこの日本を築いてきてくれた世代の層が、これまで厚かったのです

生きるために自分を抑え込み、辛いことや、やりたくないことを我慢して頑張りぬいてきた方々です

ここまで日本を作って下さり、たくさんの土台を築いて下さいました

それは、感謝の気持ちです

今こんなに恵まれた環境があるのは、先人のお陰の他なりません

しかし、その反面この方々が上層部を占めている会社が多いので、同じように自分を押し殺したり、身を削って頑張ったりすることが、当然のことになってしまうのです

先生によっては学校も当てはまってしまうでしょうか

家庭でも同じことが起きていたりもします

 

そもそもやりたいことに対しては、頑張ろうという言葉はほとんどでてきません

仕事だけではなく、なんでもそうです

頑張ろうと気合を入れなくても、誰かに指示されることもなく

「さぁ、今日もやろう」と自然に身体が動くからです

自分にとって嫌なこと、やらなければならない「義務」だから、

頑張ろう!という気合を入れるための言葉が出てくるのです

あなたの幸せに、無理も我慢も必要ない

2020年の12月から、占星術の上で風の時代に突入し

頑張ることを手放そう

という大変化の流れがやってきました

なんとなく、肌で感じますよね

わたしも頑張ることを手放したひとりです

今、わたしの生活の中にも頑張ることはひとつもありません

以前は

  • 苦労して頑張らなければ幸せになれない
  • 苦労して頑張ったご褒美が幸せなんだ

という無意識の思い込みがあったので、仕事もプライベートも頑張り続けてきました

自分を押し殺したり、求められる人格になったりして、たくさん苦しみや辛さを耐えました

でも、その思い込みが消えてからは

「頑張る」という言葉に頼らないとできないことは、全部しな

と決めて生きています

 

自分との約束のひとつです

 

はじめは勇気がいりましたが、頑張らないとできないことは、どんどん手放していきました

いじわるな上司がいる職場や、違和感がある職場は、入職日にやめてしまったこともあります

先のない自分に合わない職場で自分を痛めつけて無理して働いて、病気をしたら大後悔をするからです

 

最終的には合わない組織に属すること、会社に勤めること

という、頑張らなけらばならなかった元凶も手放すことができ、ついに頑張ることはゼロになりました

頑張っていないのに、どんどん幸せは増えています

無理も我慢もない生活は、心にも体にも嫌なストレスがありません

それが、なによりも幸せです

 

嫌なストレスは交感神経を優位にしてしまうので、万病のもとになります

わたしも自分に無理をさせて過緊張の状態を長く過ごしてきてしまったので、たくさんの病気を抱えてしまいました

 

頑張らなくても、幸せになれま

今の時代は頑張らない方が、幸せになれます

もしも、あなたにも頑張ろうと自分につぶやいているタイミングがあったら

無理しよう

我慢しよう

身を削ろう

が本音ではないかな?と心に問いかけてみてください

本当の気持ちを、見て見ぬふりをしないであげてください

自覚できることが大切な第一歩です

その頑張りはしなくていいんで

限界はある日突然やってきます

限界がくる前に、断ってもいいんです

逃げていいんです

去っていいんです

やめていいんです

もしも難しければ、自分の無理と我慢が最小限になる選択肢は本当にないのか、考えてみてください

なにか見えてくると思います

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